仏壇選びのポイントを教えて下さい。
① まずは設置する部屋と場所を決めましょう。家族のみなさんが手を合わせやすい場所がいいでしょう。
② 設置するスペースのサイズを測りましょう。幅・奥行き・高さをメモしたものをご来店時にはお持ちいただくと、仏壇選びがスムーズになります。
③ 様々なデザイン、大きさ、色の違いや素材の違い、価格の違いなどがあります。お好みの商品をお選びください。お客様のご要望に応じて、ご家庭に最もふさわしい仏壇をご提案致します。
④ 仏壇の価格の違いについて。見た目が同じように見えても、産地・技法・素材などによって価格に大きく差がでる場合があります。
仏壇はどのような種類がありますか?
①伝統型唐木仏壇・・・黒檀や紫檀などの銘木の木目を活かした伝統的な形式で造られた仏壇です。仏間や和室に設置することが多いでしょう。
②家具調仏壇・・・フローリングのリビングに設置することをイメージしたすっきりとしたデザインのモダンな仏壇です。素材も洋家具などで使われる素材が使われることが多く、お部屋の雰囲気に合わせた仏壇選びができます。
③上置き仏壇・・・コンパクトで家具の上に設置できる小型の仏壇です。現代では壁掛けタイプやステージタイプなど様々なタイプもあります。
仏壇の設置場所はどこがいいですか?
① 仏間や床の間
② 家族が集まるリビング
家族のみなさんがお参りしやすい場所に設置するのが1番です。
仏壇の素材は木材ですから、湿気の多い場所や直射日光が当たる場所、エアコンの風が直接当たる場所は避けた方が良いでしょう。
仏壇の向きに決まりはありますか?
① 南面北座説・・・背面を北へ向け、正面を南向きに設置する。
② 西方浄土説・・・西にあるとされる極楽浄土に向けて祈れるように東向きに設置する。
③ 本山中心説・・・拝む方角に総本山が来るように設置。
④ 春夏秋冬説・・・置く向きにこだわらずご先祖様が安らかにできる場所に設置する。
いずれにしても家族が集まりやすい場所であれば問題ありません。
仏壇と神棚を向かい合わせに設置すると、どちらか一方を拝むときにもう一方にお尻を向けてしまうため、向かい合わせにはしない方がいいとされています。
仏壇は四十九日法要までに購入したほうが良いでしょうか?
四十九日法要までに用意される場合が多いのですが、四十九日を過ぎてはいけないというわけではありません。
古い仏壇は処分できますか?
古い仏壇の引取り処分については、各サイズ有料にて処分させて頂きます。
ただし対応店舗にて新しく仏壇をご購入のお客様に限り、新しい仏壇配達時に古い仏壇の引取り処分を無料とさせていただきます。(※サイズ、購入金額、距離など制限あり)
詳しくはお問い合わせください。また、仏壇の閉眼供養は事前にお済ませください。
仏壇には「ご本尊」は必ず必要ですか?
まず第一にお仏壇は仏様を祀るものですから、各宗派のご本尊は必要であると思います。木彫りの仏像や掛け軸、自立するスタンド掛け軸などがあります。
神式の仏壇について教えてください。
神道では亡くなった方は神様「祖霊」として家と家族を見守ります。祖霊は霊璽に宿り、霊璽をお祀りするのが祖霊舎です。仏教で言うところの仏壇は祖霊舎(神徒壇)、位牌が霊璽(御霊代)です。祖霊舎には神社でもらったお札をお祀りしてはいけません。霊璽は最上段の内扉の中に安置して扉を閉めておきます。祖霊舎のかわりにシンプルなデザインの仏壇を購入される方もいらっしゃいます。
仏壇の魂入れ(開眼法要)は必要ですか?
一般的には新たな仏壇を購入した場合には、魂入れ(開眼法要)が必要といわれます。ですが、仏壇はご本尊と位牌の家のようなものと考える場合もあるかと思います。お世話になっている菩提寺にご相談ください。
宗派の違う位牌を一緒に祀ってもいいのでしょうか?
異なる宗派の位牌を仏壇に祀っていけないという決まりはないので、一緒にお祀りしてかまわないでしょう。